コラボレーション

2007年06月30日



14日に引き続き、一井りょうさんのスタジオで
「朱夏の本」の扉に使う
花の写真の撮影をしました。

今日、山口佳風さんは
紫陽花、睡蓮、桔梗と、
百合にユーチャリス、
トルコ桔梗に西洋シャガと
アルケミラモーリスを取り合わせて
いけてくれました。

「扉の写真の花はすべてステンレスの花器にいける」
山口さんのプランに、正直言って、初めは戸惑いました。
ステンレスの質感は、
「今を盛りと咲き誇る夏の花」のイメージと
あまりにもそぐわないと感じたから。
でも、この意表をつく組み合わせが
有無を言わせないパワーと美をもたらしてくれました。



「いけ花」特有の世界観を
写真でどう守り、どう超えていくのか。
いけ終わってからも刻々と表情を変える花々の前で
りょうさんは時に逡巡し、時にひらめき、
鮮やかにシャッターを切っていきます。

今回はりょうさんのアシスタント・
YASUくんも参加。

初回打ち合わせの時は
各人の美意識や表現の違いを
どの方向にまとめていけばいいのか、
どうすればそれぞれの持ち味を
打ち消しあうことなく、
いっそう高めあうことができるか、
迷いも不安もありましたが、
議論を重ね、
後はお二人を信頼し、委ねることにしました。
自分のイメージや考えをあまり押し付けると
世界がこぢんまりしてしまいそうだから…

そして今日、
予想をはるかに超える作品が生み出されたと確信し、
心が打ち震えたのです。  

Posted by 小梅 at 02:23Comments(0)TrackBack(2)日々是好日

満開のサフィニアに迎えられて

2007年06月28日



今日は「いくつになっても初心者」の
オデコさんのご自宅に
お招きいただきました。
初めて下車する駅。
閑静な住宅街の中を
地図とにらめっこしながら歩いていくと、
曲がり角にオデコさんの姿が…
私が道に迷わないように、暑い中、
ずっと待っていてくださったのです。
笑顔で日傘をさっと差し掛けてくださいました。

オデコさんのお宅は洋館ふうのお家。
丹精された前栽には
色とりどりのサフィニア。
玄関ドアをはいるとコーヒーのいい香り…。



居心地のいいリビング&ダイニング。
英会話のお教室も、ここでされているそうです。

ベルギーチョコや
サクランボがはいったヨーグルトデザート
宝塚の有名なパン屋さん「パンネル」のパンなど
ごちそうになりながら、
色んなお話に花を咲かせました。

しばらくして、「チョコの目」のsakakinさんと
「ヘルシーなデザート」のせんかさんも
遊びに来られました。
sakakinさんは
グレープフルーツまるごとのシャーベット、
せんかさんは手作りの紅茶ケーキ、
私は薔薇のジャムと薔薇の紅茶。
(ビューティブログでおなじみの
michiyoさんのところの「魅惑のローズティー」です)
みんなが持ち寄ったものを色々味わって
淑女のアフタヌーンティーパーティーを
楽しみました。



オデコさん、お招きありがとうございました。
私も、オデコさんみたいにおもてなし上手になりたいです。
sakakinさん、せんかさん、
またお会いできる日を楽しみにしていますね!
  

Posted by 小梅 at 04:00Comments(2)TrackBack(1)忙中閑有

「朱夏本」表紙撮影

2007年06月14日

「朱夏」がもうすぐ本になります。

北摂・阪神エリアで
活躍されている「朱夏な女性」を
今まで本紙「朱夏プレス」でも
何人かご紹介してきましたが、
その集大成ともいうべき本で、
今月から少しずつ
取材・編集・製作を進めています。

人生の夏を生きる女性を
今を盛りとばかり咲き誇る夏の花で表現しよう——

そう考えて、表紙や扉に使う
美しい花の写真を撮影するため、
お二人のアーティストにお声がけしました。

いけばな・小原流の山口佳風さんと
本紙でもおなじみ、
フォトグラファー・一井りょうさん。

数回の打ち合わせを経て、
昨日、いよいよ撮影に臨みました。
撮影場所は一井さんのスタジオ。


花をいけ込む山口さん。鋏の音に迷いがありません。


山口さんの手にかかると、どの花も
最初からそこが自分の場所だったかのように
すくっと立ち上がります。


いけ込みが終わると、一井さんがライティングをし、
何度もテストをして、いよいよ本番です。

朝10時から夕方5時までかかって
3カットを撮りました。
二人のコラボレーションを
固唾をのんで見守った一日でした。
できあがりは…後日のお楽しみ。

  

Posted by 小梅 at 16:35Comments(3)TrackBack(2)日々是好日

今、この時を充実して生きる

2007年06月11日



生は来(らい)にあらず、生は去(こ)にあらず。
生は現(げん)にあらず、生は成(じょう)にあらざるなり。
しかあれども、生は全機現なり。死は全機現なり。
しるべし、自己に無量の法あるなかに、
生あり、死あるなり。

「正法眼蔵」にある言葉だそうです。
フレーズの力強さ、美しさに心がひきつけられます。
もちろん、意味を正しく理解しているとは
我ながら思えませんが、
何をしていても
「今、こんなことをしている場合ではない」
と気持ちが急いてどうしようもない時、
このフレーズを心の中で唱えてみるのです。
すると足りないと思っていた時間が
すうっと満ちてくるような気がするのです。

この言葉は、中野孝次さんの「清貧の思想」の中で見つけました。
「清貧」も、私をひきつけてやまない言葉で、
よもや兼好法師や良寛さんの境地に至るべくもないけれど、
現代の生活に見合った「清貧スタイル」を
少しずつ、身につけていきたいなあと思っています。

  

Posted by 小梅 at 00:47Comments(2)TrackBack(1)清貧モダン

生活体験から学ぶ科学

2007年06月11日



高槻で「サイエンス・イデア」という
ユニークな「理科実験教室」を主宰されている
山村明子先生を取材しました。

「今まで自分が学んできたことを
いつか社会に還元したい」
「子ども達に理科の本当の楽しさを伝えたい」と
十年前から構想を温めておられたそうで、
化粧品メーカーを早期退職され、
昨年の夏から開講されています。



ご自宅の一角にある教室は、
キッチンのような優しさ、楽しさ。
ここで子ども達は先生の手作りのテキストを使って
日常的な生活体験とゲーム感覚で楽しめる実験を通して
科学的な観察や思考を身につけていきます。



今日は小1〜2の子ども達が集まり、
紫キャベツのジュースに
さまざまな液を加え、色の変化を観察しました。

 
試験管にスポイトで慎重に液体を入れていきます。
気分はすっかり科学者?

 
「わー!こんな色になった!」と子ども達は大騒ぎ。

 
実験の結果をプリントに記入していきます。

低学年なので、酸性・アルカリ性といった
難しい解説はナシ。
でも、子ども達は「面白かったあ!」と
みんないい笑顔で帰っていきました。
生活体験が乏しいと言われる現代っ子には
こうした積み重ねが大切なのだと先生はおっしゃいます。



お米の学習の時には赤米でおにぎりを作って食べたり、
パンを焼いたり、ジャムを煮たり、
クリスマスにはキャンドルを作ったり…
お話を聞いていると、私も小学生に戻りたい気分?

夏休みには無料体験会も実施されるそうなので、
興味のある方は気軽に問い合わせてみられては?
対象は小1〜6年までです。

サイエンス・イデア
高槻市西五百住町5-7
TEL/FAX072-693-5543
E-mail:yamamura5543@yahoo.co.jp  

Posted by 小梅 at 00:20Comments(2)TrackBack(0)取材こぼれ話

宇多喜代子さんにお会いしました

2007年06月08日



7月号のシティライフインタービューで
宇多喜代子さんを取材しました。
宇多さんは行動派の俳人として知られ、現代俳句協会 の会長も務めておられます。

池田の逸翁美術館 にある「即庵」というお茶室でのインタビュー。

「短い言葉で大きな世界が詠める。これが俳句の魅力ですね」
「俳句に書斎はいらないの。エプロンのポケットに紙切れと鉛筆があれば」
「女の持つリアリズムってすごい。
主婦って、いちばん生活の現場にいるでしょ。
だから、主婦こそ俳句、と思いますよ」

…そんなお話を聞いていると、私も俳句をやってみたくなります。

現代俳句のこと、戦争のこと、環境のこと
人間にとっての自然ということ…
手入れの行き届いたお庭を渡る風を受けながら、
滋味あふれるお話に耳を傾けていると、
日々、色んなことに煩わされていた心が
次第にすっきりと整ってきました。

お会いする前に読んで感銘を受けた2冊の本
「ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち」
「里山歳事記 田んぼのまわりで」
に、サインをいただきました。感激!

詳しくは7月号の渡部せつ子さんの記事をお楽しみに!  

Posted by 小梅 at 12:27Comments(0)TrackBack(0)取材こぼれ話

紫陽花が咲きました

2007年06月07日

六月はわが家の庭がいちばん美しい時期。縁側で朝のコーヒーを楽しみます。
  

Posted by 小梅 at 12:12Comments(0)TrackBack(0)忙中閑有

やまぼうし陶芸教室

2007年06月05日

阪急総持寺駅の近く、慶瑞禅寺の門前に「やまぼうし」という小さなギャラリーがあります。私の家から近いこともあって、仕事の合間にたま〜に覗きにいきます。ギャラリーといっても、目が飛び出すような高価なものではなく、主婦がおこずかいで買えるような手頃なものがほとんど。企画展以外の時も普段使いのうつわやバッグ、布小物などが季節感たっぷりにディスプレイされていて、眺めて楽しんだり、ちょこっとお買い物したり…
でも何といっても、お目当てはオーナーの松本雅子さんとのおしゃべり。松本さんはとても気さくなお人柄で、やきもの談義から世間話までついつい話が弾み、時間を忘れてしまいます。「私、タダの主婦やから…」なんてすぐ謙遜されるけど、いつ行ってもいいものを見せてもらえるんです。
そんなお母さまの審美眼を受け継いだのでしょうか、息子さんは朝日陶芸展で入選された新進作家。昨年から陶芸教室も始められたそう。久々にお邪魔すると、「今日は奥に生徒さんが来られていて…」と松本さんがおっしゃるので、ちょっと見学させてもらいました。



店の奥にある小さな工房でみなさん、醤油さしを作っておられました。わ〜楽しそう!私も時間があれば、そして着物で来ていなければ、飛び入り体験したかったけれど…



松本圭嗣さん。お母さまからお噂は聞いていたけど、お会いするのは初めて。物静かな好青年です。生徒さんによると、少人数制でとても行き届いた指導をしてくださるのだそう。



現在、生徒さんを募集中とか。初心者も歓迎。開講日は土・日・月・火曜日。1回約3時間、月2回でお月謝は6,000円。他に道具や材料の実費が必要だそうです。月の始めに受講日の予約を入れるシステムで、時間や曜日の変更が自由というのも、忙しい人には魅力ですね。

【やまぼうし陶芸教室】
高槻市昭和台町2-16-14
TEL072-694-8916

体験教室もあって、こちらは1,500円でお茶碗程度のものが作れるそうです。
近いうちにぜひ、体験してこようっと。誰か、一緒に行きませんか?  

Posted by 小梅 at 15:00Comments(0)TrackBack(7)忙中閑有

九十歳のちぎり絵作家

2007年06月05日



四軒目に訪ねたギャラリー・ラグドールで素敵な女性に出会いました。ちぎり絵作家の廉谷フミ子さん。七十歳でちぎり絵を始められたそう。薔薇や椿など、色づかいも構図も洗練されていて、でも、どの絵もとてものびやかで、眺めていると心が華やいできます。

そうか、いくつになっても、やろうと思えば好きなこと、何でも始められるんだ!
年を重ねるほどに、色んな制約にがんじがらめにされる人もいるけど、
この方のように、心を開放して、
こんな伸びやかな仕事をすることもできるんだ!
とものすごく勇気をもらいました。この日、いちばんの収穫!

廉谷さん、ありがとうございました。
またどこかで廉谷さんの作品に出会える日を
楽しみにしています。

すてきな出会いを作ってくださった
ラグドールさんにも感謝!  

Posted by 小梅 at 02:26Comments(4)TrackBack(0)着物日和

ぶらりみのお巡り、してきました

2007年06月04日



朱夏のお仲間と総勢六人で、以前ご紹介した「アートな気分で、ぶらりみのお巡り」スタンプラリーに行ってきました。
朝、単衣の紬に塩瀬の帯をしめると、すっかり初夏の気分。

阪急箕面駅で待ち合わせをして、雅楽→wakan→ギャラリー儘→ラグドール→天善堂→Momiji Cafe→九鬼陶房と7軒まわりました。風情のあるお座敷でお茶をいただいたり、うつわや雑貨をほれぼれと眺めたり、みんなであーだこーだと品定めしたり、ランチしたり、お店の方や作家の方とお喋りを楽しんだり…
普段あんまり女友達とお買い物やそぞろ歩きを楽しむっていう経験がないので、すごく新鮮で楽しかったです。



雅楽さんで和菓子とお茶のセットをいただいた時、木彫りのお盆とざっくりとした風合いの急須がとても気に入って、お店でも扱っておられると聞いたので、購入しようかとも思ったのですが、なにしろ1軒目だったので、あとあとの散財を考えて踏みとどまってしまいました。今、ちょっと後悔してるけど、また、次回の楽しみということで…

  

Posted by 小梅 at 09:52Comments(0)TrackBack(3)着物日和