ぶらり、みのお巡り
2007年04月26日
ぎゃらりー儘 の角倉さんから、「今度、箕面のショップやギャラリーが集まって、スタンプラリーをやります!」と案内が届きました。タイトルは「アートな気分で ぶらりみのお巡り」。期間は5月30日(水)〜6月3日(土)。とてもお洒落なイベントなので、5月号の「朱夏プレス」で紹介しちゃおうということになりました。ギャラリー儘は、「着物をもっと気軽に着ましょう」という提案をしているお店。これは、着物で行かなくっちゃ!とはりきって取材に出かけました。

阪急箕面駅に着いて、まず最初に訪ねたのは「雅楽」(うた)さん。
滝道のかかりにある白い暖簾が目印。

オーナーの谷田茂子さんです。谷田さんは4年前、子育てが終了したのを機に、自宅の一角で小さなショップを始めました。純和風の旧家を少しリフォームして、デンマーク・アンティークの建具や家具がしっくりなじんだ店内は、駅前とは思えない、まるで絵本の世界に紛れ込んだような気分にさせてくれます。
伊万里の現代作家・福山健児さんの作品を中心に、磁器・陶器、木彫、布製品など、谷田さんの琴線に触れたものだけが集められています。
これはスタンプラリー期間中に展示される増井有子さんの作品。ほかにも、70点ほどの普段使いのうつわが並ぶそう。
奥の和室では、お茶と和菓子が500円でいただけます。庭のサツキは、これからが見ごろ。お庭を眺めながら谷田さんとうつわのこと、着物のこと…ひとしきり話に花が咲いて、ついつい長居してしまいました。
◆箕面1-8-28 11時〜17時
続いて「Tea Life WaKan」へ。
箕面市役所の東向かいにある和モダンなカフェ。「ランチに行きましょ!」取材斑から、ウワサは聞いてたけど、私は行くの初めて。併設のショップでは紅茶や中国茶、蜂蜜、作家ものの茶器、季節の雑貨などを扱っています。
驚いたのは、専属のギフト・コーディネーターがいること。「ちょっとしたおつかいものから、引出物まで、贈る人の人柄がしのばれるギフトをご用意しています。何でもご相談くださいね」。そう言って微笑むコーディネーター・鈴木さんに、さっそく色々教えてもらいました。この和蜜って何ですか?一瓶3,900円もするけど…「蜂蜜って、日本で採取されたものでも、西洋ミツバチのものがほとんど。これは日本ミツバチだけが作った稀少な蜂蜜なんです。ローヤルゼリーや花粉もはいっていて、とても身体にいいんですよ」。さっそく味見。シャリシャリとした食感と、くどくないのに濃厚な甘み…ああ、試食したのが間違いだった!?即お買い上げ…。ほうじ茶と紅茶のブレンド「WaKan」やニルギリと中国茶のブレンド「Yasuragi」(共に1,575円)など、オリジナルティーもギフトに喜ばれそう。
別の陳列台には、端午の節句と母の日にちなんだ商品がお洒落にディスプレイされています。聞けば、京都の作家やアーティストの作品を扱うかの有名な町家ギャラリーnokiro-art-net GALLERYとタイアップしているんですって…このスカーフ、いいわあ。でも、今日はやめとこう。棚に戻し、また手に取り…を繰り返しましたが、鈴木さんは気長につきあってくれました。ゴメンナサイ…
そうこうしているうちに時間がなくなって、今回ランチやお茶は断念。近いうちにまた来ますね!
そしていよいよぎゃらりー儘 へ。
「お待ちしてました〜」と玄関に姿を表したのが、店長の角倉清美さんです。さすが、お着物姿が決まってるう!新緑の季節にふさわしい、清々しい装い。(…帯揚げの結び方、こんなふうにするとスッキリするのね。盗んで帰ろう)
まだまだ着物初心者の私は「ねえ、それ何ていう着物?」「白大島」「うわー、高そう」「梅田さんこそ。それ、結城紬でしょう?」「でも、アンティークショップで激安で買ったから…」「あら、この帯なんかタダでいただいたんですよ。刺繍作家の方が、失敗したからって。でも、そんなの全然わからないでしょう?」「そんなお友達が私もほしい〜!」とひとしきり。
儘さんは 主に着物周りの小物を扱い、「もっと着物を普段に楽しみましょう」と提案しているお店。バッグや草履はオーダーメイドも可能。巾着や鼻緒を好きな布で作ってもらえます。アロハシャツと下駄の鼻緒が共布、なんていう洒落たこともできるとか。
ショップ以外に、お茶会やお米の試食会など、ユニークな催しも多い儘さん。角倉さん自身は今、「シーンボディ」にもはまっているとか。その話は、また後日詳しく…
スタンプラリー期間中はアートなTシャツを展示即売。
◆西小路4-7-36 10時〜18時(6/3は〜17時)
4件目はgallery Rug Doll。
オーナーの豊田啓子さんと美紀さん。
お二人は母娘と思いきや、嫁姑の間柄。「作品が輝く部屋であれば…訪れてくださった方の心がキラリと輝けば…」と仲良く経営されています。地元作家の作品を中心に、アートだけでなく雑貨展なども企画。美紀さんは子ども服のデザインも手がけておられるそうです。

期間中は90歳の廉谷フミ子さんによるちぎり絵展を開催。
貸しギャラリーもしていて、1週間(搬入込み)で39,000円はかなり良心的かも。
新進作家の方も、気軽に問い合わせてみては?
◆西小路4-2-2 11時〜18時(6/3は〜17時)
そして最後に訪ねたのが、天善堂です。
ね、この門構え、ときめくでしょう?天善堂はこの家の奥さんの中尾慶子さんが友人に声をかけ、4人で運営されています。オープン2年目ですが、ギャラリーはもちろん、ライブハウス、和カフェ、雑貨店、そしての文化情報発信基地としてすっかり地元に定着しているようです。この「ぶらりみのお巡り」の発案者で、事務局も務める中尾さんは、とっても気さくな方。この方のブログがまた、楽しいの!ぜひ、覗いてみてくださいね。
さて、門をくぐって玄関を左にはいった部屋が「どろっぷす」というショップ。どこか懐かしい、ジャンクな雑貨がズラリ並んでいます。
「こちらがギャラリーになります」。奥へ通されて、「わー!」と思わず歓声を上げてしまいました。
大正末期に建てられたというお屋敷は、さすが風格があります。丹精された庭の桜の大木が歳月を物語っていますね。おいしいコーヒーをいただきながら、庭を眺めたり、展示作品を眺めたり、中尾さんとお喋りしたり…で、やっぱり時間を忘れてしまうのでした。
スタンプラリー期間中は「イギリスCardiffでの日々をたどって〜手しごとを楽しんだ5年間」と銘打って、刺繍やテディベアなど、前田由紀子さんの作品展を開催。
◆百楽荘2-5-12 11時〜18時
私が巡った順に、駆け足でご紹介しました。スタンプラリー参加のあと5件のスポットは残念ながら回りきれませんでしたが、6月2日(土)にまた行きます。朱夏のメンバーの方々と一緒に、実際にスタンプラリーを楽しみたいのです。もし、一緒に参加してみようと思われる方は、ご連絡くださいね。小さなお店が多いので、あまり大挙して押しかけても…と思うので、先着6名様ということで。できれば、着物を着ていきませんか?集合は阪急箕面駅に10時50分です。
ごはんの庭
2007年04月17日

わが家の庭です。
キレハモミジの葉が日々鮮やかさを増し、
障子越しにもまぶしいほどです。
リキュウバイやシャガも咲きました。
もうすぐ、大好きなオオヤマレンゲも
大きな蕾をつけてくれることでしょう。
早起きは苦手だけど、
この季節ばかりは少し早起きして
朝露にしっとり濡れた庭を眺めます。
この庭は、さきおとどしの夏、
庭師の岡山光章さんが作ってくれました。
その前の年にこの家に引越してきたのですが、
お庭が荒れ放題で手もつけられず、
見ないふりして1年ほど過ごしていました。
床の間のある居間に面した、わずか3坪ほどの庭。
飛び石や小さな池があって、いちおう和の庭なのですが、
木は伸び放題、一部は害虫にやられて枯れ放題、
ぐるっと張り巡らされたトタン塀も殺風景で、
本当にどうしたものか、途方に暮れていました。
そんな折り、幸運にも岡山さんと知り合えて
わずか二日で今のようなお庭にしつらえてくれたのです。
その少し前、
作家であり、作庭家としても知られる
丸山健二さんの「夕庭」というフォトエッセイ集を読みました。
その中に、オオヤマレンゲの花びらから
アマガエルがちょこんと小さな顔を出している写真が載っていて、
とても美しくて、見とれてしましました。
そんな話を岡山さんにしたのをちゃんと覚えていて、
オオヤマレンゲを植えてくれたのです。
粋なはからいに、嬉しくなりました。
岡山さんによると、これは
「ごはんの庭」なのだそうです。
道行く人に見ていただく玄関まわりの前栽は
「おかずの庭」、
そして家族がご飯を食べながら眺めたり、
縁側で日なたぼっこしたり、涼をとったりするための庭は
「ごはんの庭」。
わが家の「ごはんの庭」も、3度目の春を迎え、
はじめはよそいき顔だった木々たちも
年々家族の一員らしい面立ちになりました。
そして、いつも段取りが悪く、
バタバタと日々を過ごしてしまいがちな私にも、
「もうすぐ咲くからね」
「今日は温かいよ」
「チョウチョが来たよ」
「池のメダカがほら、こんなに大きくなったよ」
と教えてくれるのです。
「庭は自然を感じるメディアだ」と言っていた
岡山さんの言葉をかみしめています。
ところで、今、和庭ブームなんですって???
古い借家だから、うちの場合は「必然」だったのだけど、
ちょっと時代を先取りしてるみたいで、いい気分…
ふだんの暮らしをもっと豊かに
2007年04月13日
はじめまして。小梅です。北摂・阪神エリアのタウン紙「シティライフ」の編集をしています。仕事仲間の前川あゆさんのブログ「ハッピーキャリアでいこう!」に刺激されて、私も今日、ブログデビューすることになりました。
テーマは「ふだんの暮らしをもっと豊かに」。32歳で初産、42歳で思いがけず二人目を授かり、遅ればせながら「生活者」となった私は、ふだんの何気ない暮らしの楽しさやかけがえのなさに目覚めました。同時に、いつも時間に追われ、職場と家庭を往復するだけで精一杯の日々を過ごす中で、何か大切なものを見失いそうで、不安になることも…。
忙しい毎日だからこそ、ちょっと時間を作って、部屋の模様替えをしたり、ささやかなホームパーティーしてみたり、お節句の行事を楽しんだり、着物を着てみたり、お稽古ごとに励んだり…家族や気心の知れた友達とにぎやかに、時には一人でひっそりと、心豊かな時間を過ごしたいと思うのです。
そして、そんな思いを共有できる女性たちと、このブログを通じて出会えたら…
そんなわけで、ふだんの暮らしを楽しむちょっとしたレシピをご紹介していきますので、どうぞよろしく。

有機農産物の宅配サービスを利用していて、週に一度、菜っぱやら人参やらが届きます。どれも立派でみずみずしくて、まさに「いのち」をいただくって感じです。さて、今夜の献立は?

近くのうつわ屋さんで買った急須と湯のみ、月ヶ瀬の岩田さんに送ってもらったほうじ茶…作り手、売り手の思いが伝わるものを日々のくらしの中で上手に取り入れていきたい。
テーマは「ふだんの暮らしをもっと豊かに」。32歳で初産、42歳で思いがけず二人目を授かり、遅ればせながら「生活者」となった私は、ふだんの何気ない暮らしの楽しさやかけがえのなさに目覚めました。同時に、いつも時間に追われ、職場と家庭を往復するだけで精一杯の日々を過ごす中で、何か大切なものを見失いそうで、不安になることも…。
忙しい毎日だからこそ、ちょっと時間を作って、部屋の模様替えをしたり、ささやかなホームパーティーしてみたり、お節句の行事を楽しんだり、着物を着てみたり、お稽古ごとに励んだり…家族や気心の知れた友達とにぎやかに、時には一人でひっそりと、心豊かな時間を過ごしたいと思うのです。
そして、そんな思いを共有できる女性たちと、このブログを通じて出会えたら…
そんなわけで、ふだんの暮らしを楽しむちょっとしたレシピをご紹介していきますので、どうぞよろしく。

有機農産物の宅配サービスを利用していて、週に一度、菜っぱやら人参やらが届きます。どれも立派でみずみずしくて、まさに「いのち」をいただくって感じです。さて、今夜の献立は?

近くのうつわ屋さんで買った急須と湯のみ、月ヶ瀬の岩田さんに送ってもらったほうじ茶…作り手、売り手の思いが伝わるものを日々のくらしの中で上手に取り入れていきたい。



