今、この時を充実して生きる
2007年06月11日

生は来(らい)にあらず、生は去(こ)にあらず。
生は現(げん)にあらず、生は成(じょう)にあらざるなり。
しかあれども、生は全機現なり。死は全機現なり。
しるべし、自己に無量の法あるなかに、
生あり、死あるなり。
「正法眼蔵」にある言葉だそうです。
フレーズの力強さ、美しさに心がひきつけられます。
もちろん、意味を正しく理解しているとは
我ながら思えませんが、
何をしていても
「今、こんなことをしている場合ではない」
と気持ちが急いてどうしようもない時、
このフレーズを心の中で唱えてみるのです。
すると足りないと思っていた時間が
すうっと満ちてくるような気がするのです。
この言葉は、中野孝次さんの「清貧の思想」の中で見つけました。
「清貧」も、私をひきつけてやまない言葉で、
よもや兼好法師や良寛さんの境地に至るべくもないけれど、
現代の生活に見合った「清貧スタイル」を
少しずつ、身につけていきたいなあと思っています。



