江戸時代のポップスに酔いしれて

2007年11月28日



24日の土曜日は
3回目の「きものカフェ」を開きました。

今回の参加者は18名。
ほとんどの方が
着物姿でお見えになって、
とても嬉しく思いました。

まずは今回のゲスト、
菊央雄司さんの演奏をお聴きしました。
一曲目は三味線を弾き歌い。
せつない恋の歌を
艶のあるいいお声で
披露してくださいました。



二曲目は胡弓の演奏。
中国の二胡とはまた違って
日本の胡弓は
何ともいえない、かそけき音色でした。



「どなたか、弾いてみられます?」
演奏のあと、菊央さんの言葉に
お一人がチャレンジしてくださいました。
馬の尻尾で作られたという弓を
おそるおそる押したり引いたり…
初心者と思えない、いい音が出ました^^

演奏の合間には、邦楽の基礎知識、
楽器や曲目の解説など
初心者にもわかりやすくお話してくださいました。

最後に「たぬき」という曲を披露してくださって、
三味線の超絶技巧を堪能することができました。

「きものカフェ」は12月はお休みして、
来年は1月26日から。
ゲストに、観世流能楽師・吉浪壽晃さんをお招きします。
そして2月はクロマチックハーモニカの第一人者
木谷悦子さんをお迎えする予定です。
詳細はまたお知らせしますね!  

Posted by 小梅 at 13:47Comments(0)TrackBack(0)着物日和

単衣も着納め…

2007年10月03日



朝夕は肌寒く、
日中は暑い。
洋服だと、何を着ていこうか
悩みますが、
こんな日こそ、着物がいいみたい。

で、今日のコーディネートです。

ほんとうは10月にはいったら、衣替え。
袷を着なくちゃ…と思っていても
日中の暑さを思うと、
まだ、単衣でもいいかな〜と思って。

着物も、帯もいただきものです。
竹が薄墨で描かれた塩瀬の帯は、
最初、「ちょっと地味かなあ」と
思っていたのですが、
適度に個性的、適度に無難で、
気がついたらこればかり締めています。

帯揚げは夏用ですが、
帯締めは何か寒そう?に見えたので、
袷用にしてみました。へん?

モノトーンの装いに、
ぎゃらりー儘さんオリジナルの
赤い唐辛子の根付で
アクセントをつけてみました。

これから仕事仲間との打ち合わせを兼ねて
「わんさか」さんへ食事に行きます。
女将さん、待っててね!

  

Posted by 小梅 at 17:51Comments(0)TrackBack(0)着物日和

着物で邦楽コンサートに行きませんか?

2007年09月25日



シティライフ4月号の
インタビュー記事でご紹介した
地歌箏曲演奏家・菊央雄司さんの
第2回リサイタルが
10月12日(金)19時から、
大阪千日前の
ワッハホールで開催されます。

実は私、邦楽全般になじみがうすく、
「地歌」をまともに聴いたのは
インタビューの時が初めて。
でも、粋に着物を着こなした菊央さんが
三味線を弾きながら
秘めたる恋の歌を歌う…
その艶のある声、
そのゆかしい姿に
すっかりファンになってしまいました。
難解かも?と思っていたのですが、
歌詞も、旋律も意外にスーッと
心にしみてきます。



男性の地歌筝曲家って、すごく珍しくて、
関西では10名にも満たないのですって。
菊央さんのような若手はさらに希少。
舞の舞台の地方(じかた)がお仕事の中心ですが、
演奏会や後進の指導にも力を入れておられます。
また、邦楽の魅力を今に伝えようと、
洋楽器とのコラボや路上ライブなど、
伝統芸能の枠を超えて、
さまざまな活動をされています。

4月には林家染二さんと共演され、
落語と地歌の珍しいコラボとして
注目を集めましたが、
スケジュールがあわなくて、
残念ながら、行けませんでした。
だから、今回はぜひ聴きにいきたい!
先日、菊央さんにお尋ねしたら、
チケットがまだ少しあるそうなので…
もちろん、着物を着て!
でも、ひとりじゃ、心細い…。
だから、この前、きものカフェに来られた皆さん、
このブログを読んでくださっている
着物ファンの皆さん、
ぜひ一緒にいきませんか?

チケットは、私がまとめて予約するので、
「行ってみよう!」と思われる方は、
26日中にお知らせくださいね。
それ以降は直接、問い合わせてみてください。
入場料は3,000円です。

琴友会事務所 TEL06-6771-8984
菊央雄司稽古場 FAX06-6858-1264

菊央さんのホームページはこちら。
http://kikuou.hogaku.ac/
ワッハホールの詳細はこちら。
http://www.wahha.or.jp/main/main-page.htm






  

Posted by 小梅 at 11:26Comments(0)TrackBack(0)着物日和

きものカフェ

2007年08月31日



「地元で着物文化をもっと広めたい」
とずっと思っていましたが、
私のお茶の師匠・山口先生に
お稽古場を提供していただいて、
9月から月に一度、
朱夏主宰で着物を楽しむ会を
開くことになりました。
その名も「きものカフェ」。
着物好きが集まって色々楽しめる、
気楽な会にしたいです。

第1回目は9月15日(土)13時〜15時。
参加費はお一人1,000円です。
「着物でお越しください」
と言いたいところですが、
季節的に難しい方もいらっしゃると思うし、
「着てみたいけど、ほとんど着たことない」
という方も大歓迎なので、
お洋服でもお気軽にご参加くださいね。

場所は茨木市役所近くの「游翠軒」。
「游翠軒」は
煎茶・習軒流のお稽古場として設えられた
とても格調ある雰囲気の和室です。
ちなみに、お煎茶って?という方のために…





これがお煎茶のお点前と道具です。
でも、15日は
もっとくだけた感じで
お茶を楽しんでいただきますね!

お茶と季節のお菓子をいただきながら、
箕面にある「ぎゃらりー儘(まま)」の
店長・角倉清美さんと
着物のお話に花を咲かせましょう。



この方が角倉さん。
いつもさりげなく、
とてもモダンに
着物を着こなしておられます。


ぎゃらりー儘で扱っておられる
「着物周りの小物」も、
色々持ってきていただきます。





また、今回は「花十色」という
茨木にある呉服屋さんにもお願いして
来ていただくことになりました。

丹後ちりめんの職人さんと
京都の問屋さんが
苦心の末に共同開発したという
綿ちりめんの仕立て上がりの着物を
試着用に、何枚か持ってきてくれます。
「きはる」というブランドのこの着物、
春と秋は単衣として、
盛夏は浴衣としても着られるんですって。
浴衣地によく使われる綿と違って
しぼがあるので、
肌にぺたっと張り付つかず、
いつもさらっとした着心地。
吸水性も放湿性も高いようですよ。

何か、お店のマワシモノ?のように
宣伝してしまいましたが^^
実は私もこの前、
試着させてもらったのです。
絹の着物と違って、綿なので
ちょっとゴワつくんじゃないか、とか
風合いがイマイチかな?
と思っていたのですが、
着てみると、すごく体にフィットする感じです。
自然素材なので、着心地のよさはもちろんですが、
着れば着るほど風合いが増すというのも
嬉しいところ。
(お値段はポリエステルの着物なみなのに…)

コットンやリネンのワンピースを着る感覚で、
さらっと、さりげにお洒落に装えそう。
着物通にも初心者にも、これなら
気に入ってもらえるんじゃないかな。
そう思って、ちょこっと
「着心地体験会」
してみることにしたのです。
みんなで着せ替えごっこ?して
遊びましょ!

お洋服で来られた方は、
これを着て
会の間、過ごしてもらってもいいですよ。
帯も、衿やこしひもなどの小物も
用意してくれるそうなので、
手ぶらでどうぞ。
お襦袢はないので、
下にTシャツなど着て来られるといいかも。

呉服屋さんから、
着付けのプロも来られるので、
帯結びとかも教えてもらえるし、
手持ちの帯や着物を持ってくれば
コーディネートのアドバイスも
してもらえそうですよ。

9月15日、参加ご希望の方は
メールかお電話で
お申し込みくださいね。
準備の都合もありますので、
3日前までに…。

umeda@citylife-new.com
TEL06-6338-0640  

Posted by 小梅 at 13:20Comments(6)TrackBack(0)着物日和

西陣の商家を見学

2007年08月28日



西陣の「河村織物」さんに行ってきました。
慶応年間から織物商を営み、
現在5代目。
業界でも技術革新が進む中、
あえて「手織り」にこだわり、
独自の技法を駆使した「つづれ帯」をはじめ、
芸術的な織物を作り続けておられます。
店の間があり、お座敷があり、
手入れの行き届いたお庭には
お茶室もしつらえてあります。
そして木戸の向こうには
「織座」と呼ばれる工房が…
中からリズミカルな機音が聞こえてきます。




ここで機織りの様子を
見学させていただきました。
職人さんたちの手許から
繊細な文様が少しずつ織り出されていきます。
その目にも止まらぬ動きにただ呆然。
まさに熟練のワザ!
そして気の遠くなるような手仕事。
1本の帯を織るのに、
簡単なものでも2週間はかかるとか。
一人前の織師になるにも相当修業が必要だそうで、
この道40年、50年という人もザラだそうです。



河村織物さんの作品のひとつ。
その精緻さが、おわかりいただけるでしょうか。
白と銀の糸だけで織られた帯地ですが、
じっと眺めていると、
豊かな色彩が感じられますね。



ご案内してくださったのは、村田さん。
「花十色」という呉服屋の社長さんです。
河村織物さんと特別なご親交がおありだそうで、
一般にはなかなかできない
貴重な体験をさせていただいて、感謝!

それにしても、男の方の着物姿もいいものですね。
村田さんには
9月15日に朱夏で開催する「きものカフェ」にも
お越しいただくようお願いしています。
きもののこと、色々教えてもらえそう。

「きものカフェ」の詳細は、また後日。  

Posted by 小梅 at 10:19Comments(0)TrackBack(3)着物日和

「水のすがた」展に行ってきました

2007年08月01日



今日から8月。
先月は旅行やら何やらで
気持ちが慌ただしく、
ほとんど更新していなかったブログ。
書きたいことがたまりすぎて
どれから書こう…などと悩んでいるうち、
手も足も出なくなってしまいました。
新しい月を迎えて、気持ちを切り替え、
少しずつでもアップしていこうと思っています。



昨日は、朱夏のメンバーの皆さんと
池田の逸翁美術館で開催中の
「美術にみる水のすがた」展に
行ってきました。
円山応挙や与謝蕪村、尾形乾山ら
書画ややきものに描かれた
さまざまな「水のすがた」を眺め、
心ゆくまで涼味を味わいました。
特に応挙の「鵜飼舟図」は
筆のにじみで
水の質感を巧みに表現していて、
とても美しく、心に残りました。
敷地内にある3つのお茶室も見学しましたが、
手入れの行き届いた庭の緑のお陰で、
真夏とは思えない、爽やかさ、気持ちよさ。
生紬の着物に紗袋帯を締めてきた私、
日本の夏の涼しさを
肌で楽しむことができました。
みなさん、「夏に着物?」とおっしゃいますが、
意外と涼しいものですよ。
(出かける場所にもよりますが…)
ぜひお試しを。

「人我亭」は貸茶室もされているそう。
いつかここで、朱夏のお茶会をしてみたいな。

美術館をあとにして、私達が向かったのは、
駅へ下っていく道すがらにある
イタリアンダイニング「伊庵」。
「ランチに行きましょ!」でも紹介している
人気のお店ですが、私は初めて。
前菜とパンをグラスワインでいただきながら
みんなでお喋りに花を咲かせました。
パスタのトマトクリームソースのおいしかったこと!





  

Posted by 小梅 at 10:54Comments(2)TrackBack(0)着物日和

九十歳のちぎり絵作家

2007年06月05日



四軒目に訪ねたギャラリー・ラグドールで素敵な女性に出会いました。ちぎり絵作家の廉谷フミ子さん。七十歳でちぎり絵を始められたそう。薔薇や椿など、色づかいも構図も洗練されていて、でも、どの絵もとてものびやかで、眺めていると心が華やいできます。

そうか、いくつになっても、やろうと思えば好きなこと、何でも始められるんだ!
年を重ねるほどに、色んな制約にがんじがらめにされる人もいるけど、
この方のように、心を開放して、
こんな伸びやかな仕事をすることもできるんだ!
とものすごく勇気をもらいました。この日、いちばんの収穫!

廉谷さん、ありがとうございました。
またどこかで廉谷さんの作品に出会える日を
楽しみにしています。

すてきな出会いを作ってくださった
ラグドールさんにも感謝!  

Posted by 小梅 at 02:26Comments(4)TrackBack(0)着物日和

ぶらりみのお巡り、してきました

2007年06月04日



朱夏のお仲間と総勢六人で、以前ご紹介した「アートな気分で、ぶらりみのお巡り」スタンプラリーに行ってきました。
朝、単衣の紬に塩瀬の帯をしめると、すっかり初夏の気分。

阪急箕面駅で待ち合わせをして、雅楽→wakan→ギャラリー儘→ラグドール→天善堂→Momiji Cafe→九鬼陶房と7軒まわりました。風情のあるお座敷でお茶をいただいたり、うつわや雑貨をほれぼれと眺めたり、みんなであーだこーだと品定めしたり、ランチしたり、お店の方や作家の方とお喋りを楽しんだり…
普段あんまり女友達とお買い物やそぞろ歩きを楽しむっていう経験がないので、すごく新鮮で楽しかったです。



雅楽さんで和菓子とお茶のセットをいただいた時、木彫りのお盆とざっくりとした風合いの急須がとても気に入って、お店でも扱っておられると聞いたので、購入しようかとも思ったのですが、なにしろ1軒目だったので、あとあとの散財を考えて踏みとどまってしまいました。今、ちょっと後悔してるけど、また、次回の楽しみということで…

  

Posted by 小梅 at 09:52Comments(0)TrackBack(3)着物日和